検索のスズメ(4)エラーメッセージが出た場合
「エラーが起きるの、ほらね」
とエラーダイアログを見せて、見せた相手がエラーメッセージを読む前に忌まわしいもののようにさっとダイアログを閉じたことはありませんか?
こころあたりがある方だけ、以下お読みください。
やめてください。
ほんっとうにやめてください。
急いで閉じたからって、何もいいことはありません。
エラーはエラーであって、ホラーじゃないんだよ。
質問されて、どれどれ?と見に行って
読んで対策しようとしてる最中に画面を閉じられるのは、とても悲しいです。
エラーが起きて、質問する際のマナー
エラーダイアログは閉じない。
可能ならスクショ、そして可能なら全文コピペして、質問相手へメール。
質問された相手にとっては、それだけが、エラー特定のためのマシンからの(あるいは開発者からの)メッセージなのです。
PCに詳しいと貴方が思っている相手は、魔法でなんとかしているのではありません。たぶんね☆
操作したことと、メッセージから、原因を論理的に追求しようとしているだけなのです。
エラーメッセージが出たら、おちついてください。
可能なら、メッセージをよく読んで下さい。
(実際、私がエラーメッセージを読んでるのを横で見ていた当事者が、自分でもメッセージを読みはじめ「あーなんだ」って自己解決するという事象も経験済みです。)
メッセージの意味がいますぐ理解できないとしても、
人間が読める文章になっているはずです。
人間が、読んで、対応するためのメッセージだからです。一応。
文章ではない場合は、エラーコードが書いてあります。
エラーコードとは、エラーの内容によって、紐付けするための記号や番号の並びです。
エラーコードだけ書かれている場合は、エラーコードを検索することで、紐付けされたエラー内容を発見し、解決できることがあります。
エラーが起きたソフトウエア(アプリ)名 コピーしたエラーコード
で、検索してください。
また、文章でメッセージが出てきたが、周りに頼るヒトがいないという方
エラーメッセージ全文で、検索してください。
文章全体を"(ダブルクォーテーション)で囲むとなお良いです。
ここに、ソフトウエア名を入れたほうが良い場合もあります。
検索例
nvidia "xrandr: Failed to get size of gamma for output default"
で
こんなふうに日本語ページも検索されます。
大体のエラーメッセージはコンピュータがその都度考えて話している文章ではなく
事前に登録された定型文です。
独自のファイルパス部分やファイル名などが該当しない場合もありますが
検索に同様のエラーメッセージと、その対応が出てくるものです。
エラーメッセージが英語でも、あなたが使っているソフトウエアがマニアックなものでない限り、日本語の記事も発見出来る可能性は高いです。
エラーが出たら深呼吸しましょう。
そして、まず、ググるのです。